カップルの会話のネタがないならダーツバーへ行こう!?なぜ?
前回に引き続き、今回もダーツバーの常連さんの話シリーズです。
世の中のカップルにはいろいろな種類のカップルがいます。カップルによっては話が好きでお互いに話が止まらないカップルもいれば、テレパシーでも使っているかの如く、ふたりとも話もせず無言のまま見つめ合ってるだけで意思が通じあっているカップルもいます。
逆に凹凸の如く真逆なカップルも!
彼女の方が背が高くて彼氏の身長が小さかったり、美女と野獣カップルや体型がもやしっ子とぽっちゃりっ子など実に様々なカップルが世の中にはいます。
まぁ、別にそれはカップルごとに勝手に楽しんでくださいと思っています。
ただ、会話がなくて困っているのであればバーやダーツバーに行ってみると面白いですよ。
出来れば大きなお店ではなくて、ダーツのマシンが1台か多くても2台の小さなダーツバーがおすすめです。
別にダーツバーでなくても構いませんが・・・むしろバーでなくとも構いませんが・・・
行ったことのない場所に行く、未体験を体験することが大事です。
小さなバーなどは同じお店に来ている人との輪が広がりやすいので、お客さんや店員さんの話を聞くことができたりします。
テレビドラマよりドラマっぽいエピソード持つ人って意外といるもので、そんな人の話を聞けるのは面白いですよ。
「修羅場という言葉がありますが、人生でそうした場面を経験することは1度や2度はあるはずです。平和ボケをしているとも言われるこの国ですが、ボクも修羅場を経験した1人で、その時はもう本当に寿命が縮まる思いをしました。
当時のボクには学生時代から付きあっている彼女がいました。
大学を卒業して1年、そろそろ結婚しようかという話もお互いにしていたのですが、どうにも結婚することが不自由と言うか、息苦しいものを感じていたのは事実です。特に彼女に問題がある訳ではなく、むしろ問題はボクにあったと言っても良いでしょう。
ボク自身、彼女のことは好きでしたし、結婚もしたいと考えていたのですが、それでもどうしても心の隅に澱のようなものが溜まっていくのです。
そんな時に知り合ったのが、会社の取引先であった女性でした。何度か話をしている内に、いつの間にか男女の関係となっていて、その女性には彼女がいて結婚を考えているんだとは言えませんでした。
いわゆる浮気をしていたということですね。今から考えれば、実に最低なことをしていたと思います。自分としても色々とあった訳ですが、このまま浮気を続けるのも良くないと、悩んだ結果、女性をバーに呼び出してきちんとけじめをとろうと思った次第です。
しかし、バーで浮気相手の女性を待っている時に、思わぬ誤算がありました。
なんと付きあっている彼女もまたバーにやってきたのです。
彼女の方は私が用事があるからと言っていたので、暇だったから友だちと飲みに来たという話でした。内心、修羅場です。
どうしよう、という言葉が頭の中を何度も駆け巡って駆け巡って、何故か吐き気がしてくる始末。
当時は携帯電話なんてまだ普及していなかったので、緊急でメールをして落ち合う場所を変えるなんてこともできませんでした。
やばいやばいと思っていた時に、浮気相手の彼女が店に現れてしまい、そこからはもう案の上の修羅場です。
結局、二兎を追う者は一兎をも得ずという結果に落ちつきましたけど、本当にもう2度と経験したくないですね。」
この話は何度聞いてもウワ~って
はらはらドキドキするような話です。そんな、自分では体験したくないけど聞きたくなるような話を持っている猛者が意外と多いのでびっくりします。もし自分たちの会話のネタに困ったのであれば第三者からネタを仕入れてみるのも面白いと思いますよ。
特に全く関わりのなかった人の話は新鮮です。今までとは違った会話のネタも増えることでしょう。
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