ダーツは日本では一部の人達が楽しむ趣味と位置づけられていますが、本場のイギリスでは多くの人が日常的に楽しんでいる大人のスポーツとなっています。
元々はイギリスの兵士たちが暇つぶしにやっていた遊びがダーツのルーツです。その遊びのルールは複雑化していき、一つのスポーツとして洗練されていった結果が現在のダーツです。兵士たちは戦争のない時には、祖国で自作のボードを作り、バーで遊ぶようになりました。それをマスターが見て興味を持ち、そこからだんだんイギリス中に広がっていくようになります。
兵士たちが楽しむスポーツから、徐々に友人や家族も参加するようになり、1900年頃にはファミリースポーツや屋内スポーツとして親しまれるようになりました。戦後は手軽に楽しめる娯楽として、イギリスだけではなく世界中に広まりました。基本的には大人がバーで遊ぶことが多い点は日本と共通しています。ただし競技人口は日本とは比べ物にならないほど多く、お年寄りや子供までもが熱中しています。イギリスでダーツが流行った理由として、冬はとても寒さが厳しくなる点があります。
冬には屋外スポーツをすることができないため、屋内で気楽に楽しめるダーツが注目されました。運動神経にそれほど左右されず、それよりも知恵や技術を磨くことが重要なダーツは、大人のレジャーとして今でも人気です。イギリスに旅行に行った際にはぜひともダーツバーに入ってみて、本場でダーツを楽しんでみましょう。
■海外
■国内
日本とイギリスではダーツの楽しみ方が少し違うようです。
映像を見ていただくとわかるかと思いますが、日本は静かに注目して見ます。対するイギリスでは、ダーツそっちのけで騒いでいるのがわかります。雰囲気的には日本の野球に似ているかもしれませんね。
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